Frei aber einsam

中世、ルネサンス、バロック音楽を楽しむ

中世スペインのモサラベ聖歌

モサラベ聖歌は、中世スペインの聖歌。当時、イベリア半島は、イスラムのウマイヤ朝支配下であり、カトリック教徒はモサラベと呼ばれた。カトリック教徒は、ウマイヤ朝支配下以前の西ゴート(415-711)の時代から存在していたので、西ゴート(ビシゴート)聖歌とも呼ばれる。ミサや聖務日課のための独自の単声の聖歌であったが、11世紀になってローマ式のものになることで歌われなくなった。古都であるトレドにおいて、9-11世紀ごろの写本が残っている。ネウマの記譜法も独自のものであり、実際の姿は不明な点が多い。

Mozarabic chant - Wikipedia

国本静三氏 「ようこそ音楽サロンへ」から。

http://pietro.music.coocan.jp/storia/cantus_mozarabus.html

www.youtube.com