JS Bachのカンタータ。今回は、三位一体節後第 3日曜日のためのカンタータ2つ。
BWV21は、ワイマール時代のカンタータで、実際は「e per ogni tempoどんな機会にも」演奏できるカンタータとされています。40-45分くらいの通常より長いカンタータですが、そのタイトルのように、憂いに満ちた美しいカンタータです。特に、前半3曲目のSeufzer, Tränen, Kummer, Notというソプラノのアリアはよく演奏されます。
BWV 135は、ライプチッヒ時代のサイクルの中のカンタータ。Ach Herr, mich armen Sünder というコラールに基づいたコラール・カンタータです。最後は、マタイ受難曲などでも使われることになる有名なメロディを使ったコラールで終わります。
Ich hatte viel Bekümmernis BWV 21
わがうちに憂いは満ちぬ 1713,10or12
Ach Herr, mich armen Sünder BWV 135
ああ主よ、哀れなる罪人なるわれを 1724, 6/25