Frei aber einsam

中世、ルネサンス、バロック音楽を楽しむ

東欧の古楽(その1)Hospodine pomiluj ny

今回から東ヨーロッパの古楽を取り上げます。東欧といっても広いし、ドイツ語圏との関わりも深いので、厳密に東欧の定義というのは難しいところも多いです。また、現在のポーランド人はポーランドを中欧だという認識を持っているらしいですが、これはソ連崩壊以降のロシアやドイツの立場の変化を考慮するとそういうことになってしまうのかもしれません。ここでは一応チェコ、ポーランドも含めて東欧ということにしておきます。

 

Hospodine pomiluj ny(主よ、私たちに慈悲を与えよ)は、チェコに古くから伝わる賛美歌。

 

その作曲は、10世紀中頃から11世紀ごろであり、1055年のボヘミア公爵の選定にあたり歌われたという記録が残り、14世紀終わりには広く歌われていたようである。プラハの聖アダルベルト (956-997)による作曲ともされるが、よくわからない。現在でも、礼拝中に使われている。

 

プラハのアダルベルト - Wikipedia

 

Hospodine, pomiluj ny - Wikipedia

 

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