Frei aber einsam

中世、ルネサンス、バロック音楽を楽しむ

東欧の古楽(その9)Pavel Josef Vejvanovský

パヴェル・ヨセフ・ヴェイヴァノフスキーPavel Josef Vejvanovský, c1633-1693)はボヘミアの作曲家。トランペット奏者、合唱指揮者。

 

パヴェル・ヴェイヴァノフスキー - Wikipedia

 

モラヴィア - Wikipedia

 

モラヴィアのフクヴァルディ生まれ(フクヴァルディはヤナーチェクの生誕地でもある)。1656年から1660年までオパヴァ(ドイツ語:トロッパウ)の神学校に学び、Heinrich Ignaz Franz Biberハインリヒ・ビーバー(1644 -1704)と知り合う。その後、音楽愛好家であったKarl II von Liechtenstein-Kastelkorn (1623–1695)の宮廷に仕え、 クロムニェジーシュ城で、ビーバーがヴァイオリン奏者として活動、指導する楽団で活動した。ビーバーはザルツブルクに移るが、ヴェイヴァノフスキーはその役割を継ぐこととなり、晩年までその地位に留まった。

 

Karl II von Liechtenstein-Kastelkorn - Wikipedia

 

ハインリヒ・ビーバー - Wikipedia

 

ミサ曲、モテットなどの宗教曲や器楽曲がのこっており、器楽曲は演奏機会が多い。その作曲様式は、ウィーンやヴェネツィアのバロック音楽の影響を受けているが、モラヴィアの民俗音楽を積極的に取り入れたものもあり、独自性を見せている。

 

 

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