Bartłomiej Pękiel(1633-c1670)は、 ポーランドの作曲家。
生まれは不明だが、ドイツ出身であるという説もある。ポーランド(ポーランド・リトアニア共和国)で1637年から1664年にかけて活動していたことは確かである。ワルシャワ宮廷、王立礼拝堂、クラクフの聖堂などで活動した。その間、1655年から数年、スウェーデンがポーランドを侵略したこと(大洪水時代、北方戦争)により、音楽活動が停止されていた時期もあった。
作品は、ルネサンス多声音楽とバロック的な声楽、器楽作品がのこっている。17世紀前半の最も優れたポーランドの音楽家の一人とされる。