フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(Francesco Maria Veracini, 1690-1768)はイタリアのヴァイオリニスト、作曲家。
フィレンツェ生まれ。ヴァイオリンを学び、高度な演奏技巧が評判で、イタリアだけでなく、ロンドンなどでも演奏を披露した。オペラの作曲をするが、そちらの評判は芳しくなく、ロンドンでの上演も失敗に終わった。その帰り、ドーヴァー海峡で事故にあった。若いころ、足の怪我で歩行が不自由であったこともあり、その後は、フィレンチェで教会音楽の指揮に関わった。
ヴァイオリン・ソナタ、オペラ、オラトリオ、ヴァイオリン協奏曲、室内楽などの作品が残されている。
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