ジョゼッフォ・グアーミ(Gioseffo Guami, c1540-1611)はイタリアの作曲家。
ルッカ生まれ。1561年、サン・マルコ寺院で、アドリアン・ヴィラールトおよびアンニーバレ・パドヴァーノに師事した。ヴェネチアでは歌手であったが、1568年になると、バイエルン公国にゆき、バイエルン公宮廷でオルガニストになった。この宮廷には、ルネサンス音楽の大作曲家であるオルランド・ディ・ラッソがいた。1588年、サン・マルコ寺院の第一オルガニストに就任。楽長であったジョゼッフォ・ツァルリーノが没すると、ルッカに戻り、そこで没した。
宗教曲、マドリガーレ、器楽曲が残っている。アドリアーノ・バンキエリやヴィンチェンツォ・ガリレイ(ガリレオ・ガリレイの父)の師である。