Frei aber einsam

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ヴェネチアの音楽家(その17)Antonio Lotti

アントーニオ・ロッティAntonio Lotti, 1667-1740)イタリアの作曲家。オルガニスト。

 

アントニオ・ロッティ - Wikipedia

 

ヴェネツィア生まれ。ヴェネツィアのサン・マルコ寺院で、楽長のジョヴァンニ・レグレンツィなどに師事し、サン・マルコ寺院で活動を続け、1692年、第二オルガニスト、1704年第一オルガニストとなる。一方で、多数のオペラの作曲も行い、ヴェネチアでも人気のオペラ作曲家となった。そのことからドイツのザクセン選帝侯からの招聘があり、ドレスデンに滞在した。その結果、バッハ、ヘンデル、ゼレンカなどのドイツの次世代の作曲家にも影響を与えることになった(例、器楽を伴うミサ曲)。1719年、ヴェネチアに戻ったが、オペラではなく、室内楽、宗教曲の作曲に集中した。1736年、サン・マルコの終身楽長となり、ヴェネチアで没した。

 

「十字架につけられ給いてCrucifixus 」「美しい唇よ、お前が言ったのだ Pur dicesti, o bocca bella 」は有名な作品である。その他、オーボエ協奏曲、ミサ曲など多くの作品が残されている。

 

 

 

 

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