Frei aber einsam

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東欧の古楽(その26)Artem Vedel

Artem( Artemy)Vedel ( ウクライナ語 : Артем(Артемій)Ведель )(c1767-1808) は、ウクライナ人作曲家。

 

Artemy Vedel - Wikipedia


ロシア語Wikipedia

Ведель, Артемий Лукьянович — Википедия

 

キエフ生まれ。キエフの学校で音楽教育と人文教育を受ける。 そこで、声楽とヴァイオリンの演奏にたずさわった。そこでは、「…彼は光を放つ目をしたハンサムな若い男で、優しい声と穏やかな性格を持っていて、非常に上手でした。」と言われた。やがて、モスクワに行っても高い評価を受けた。1792年にはキエフに戻り聖歌隊を率いた。ウクライナ北東部にあるハリキウ(ハリコフ)に移り、ハリコフ大学で音楽の指導を行った。しかし、教会は礼拝に無関係なコンサートを禁止するなど音楽活動は抑圧されていた。

 

やがてキエフに再度戻り音楽活動を続けるが、そこでロシア皇帝パーヴェル1世殺害に関わる予言文書(パーヴェル1世はクーデターで本当に殺害された)が発見され、狂人とされ拘束されたという(本当に狂人だったのかは不明)。そのような経緯から、Vedelの作品は演奏が禁じられ、実際に出版され演奏され始めたのは19世紀末とされる。

パーヴェル1世 - Wikipedia

 

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