Frei aber einsam

中世、ルネサンス、バロック音楽を楽しむ

イギリスの古楽(その11)John Dunstaple

John Dunstaple (またはDunstable 、c1390-1453)はイングランドの作曲家。 15世紀初期の最も有名な作曲家の一人であり、ルネサンス音楽の始まりとなるブルゴーニュ楽派への礎を築いた重要な作曲家である。 以前は、ダンスタブルDunstableと呼ばれることが…

復活祭前第8日曜日のためのJS Bachカンタータ

復活祭前第8日曜日のためのJS Bachカンタータ3つ。 Gleichwie der Regen und Schnee vom Himmel fällt BWV 18 天より雨くだり雪おちて 1713, 2/19 Leichtgesinnte Flattergeister BWV 181 軽佻浮薄なる精神の者ども 1724, 2/13 Erhalt uns, Herr, bei deine…

イギリスの古楽(その10)Walter FryeとJohn Hothby

15世紀の中頃に活動したWalter FryeとJohn Hothbyについて。 ワルター・フライ(Walter Frye, ?-1474?)は、イギリスの作曲家。 イングランド出身。生涯については不明、1474年の遺言が残っている。その作品は、イングランドではなく、大陸側で見つかってい…

復活祭前第9日曜日のためのJS Bachカンタータ

復活祭前第9日曜日のためのJS Bachカンタータ3つ。 Nimm, was dein ist, und gehe hin BWV 144 おのがものを取りて、行け 1724, 2/ 6 Ich hab in Gottes Herz und Sinn BWV 92 われは神の御胸の思いに 1725, 1/28 Ich bin vergnügt mit meinem Glücke BWV 8…

イギリスの古楽(その9)Contenance angloise

Contenance angloiseイングランド様式は、 15世紀イギリスに見られた多声音楽のスタイルで3度と6度の和音の使用に特徴がある。 大陸側のブルゴーニュの宮廷や教会音楽に大きな影響を与えた。 John Dunstaple(Dunstable)、Walter Frye、John Hothbyといった…

顕現節後第4日曜日のためのJS Bachカンタータ

JS Bachの教会カンタータ。今回は、顕現節後第3日曜日のためのBWV 156と顕現節後第4日曜日のためのBWV 81とBWV 14です。個人的には、BWV 156のカンタータは好きです。 Ich steh mit einem Fuß im Grabe BWV 156 わが片足すでに墓穴に入りぬ 1729, 1/23? (顕…

イギリスの古楽(その8)Thomas Damett

Thomas Damett (1389 - 90?-1436/1437)はイギリスの作曲家。 ウィンチェスター大学で学び、StocktonでRector(教区牧師)となった。セントポール大聖堂やウィンザー城のセントジョージ礼拝堂でも活動した。Old Hall写本にミサ曲の断片、モテットが残る。 ja…

イギリスの古楽(その7)Leonel Power

Leonel Power (または、Lionel、Lyonel、Leonellus、Leonelle Polbero 、 1370〜1385-1445)はイギリスの作曲家。 John Dunstapleとともに15世紀初頭を代表するイギリスの作曲家。 人生についてはほとんど不明。カンタベリー大聖堂の合唱団を指導していた。…

イギリスの古楽(その6)Roy Henry

Roy Henry ( "King" Henry)(1410年頃)はイギリスの作曲家。イギリス王だったことは間違いがない。ヘンリー5世であると考えられるが、ヘンリー4世である可能性も残されている。オールドホール写本の中に2つの作品(GloriaとSanctus)がある。 en.wikipe…

顕現節後第3日曜日のためのJS Bachカンタータ

顕現節後第3日曜日のためのJS Bachカンタータ3つ。 Herr, wie du willt, so schick's mit mir BWV 73 主よ、御心のままに、わが身の上になし給え 1724, 1/23 en.wikipedia.org Was mein Gott will, das g'scheh allzeit BWV 111 わが神の御心のままに、常に…

イギリスの古楽(その5)Pycard

Pycard (Picard、Picart、14c後半-15c初頭)は、イギリスで活動したおそらくフランス人の作曲家。 1390年代にJohn of Gauntのもとで'Jehan Pycard alias Vaux'として働いていたと推測されている。Old Hall Manuscript (大英博物館, Additional MS 57950)に掲…

イギリスの古楽(その4)Sumer Is Icumen In

「 Sumer Is Icumen In 」( Summer CanonあるいはCuckoo Songとも呼ばれる)は、13世紀半ばの中世イングランドのRoundラウンドまたはRotaロタ。Rota、Roundとは、輪唱(カノンCanon)である。 en.wikipedia.org 「Summer Has Come In」、「Summer Has Arriv…

イギリスの古楽(その3)Sarum Chant

セーラム典礼(Use of Sarum, Sarum Rite, Use of Salisbury)とその聖歌(セーラム聖歌 Sarum Chant)は、ローマ典礼に基づき、イングランドのソールズベリー大聖堂において独自に用いられた典礼。 11世紀に始まり13世紀に成立した。16世紀、離婚問題をきっか…

イギリスの古楽(その2)Johannes Alanus

Johannes Alanus (14c後半または15c初頭)はイギリスの作曲家。 彼の作品としてよく知られているのは、モテット「Sub arturo plebs」である。なお、Johannes Alanusと混同されてきたAleynというOld Hall Manuscriptに出現する作曲家は別人である。 Aleyn - …

イギリスの古楽(その1)写本Wolfenbüttel 677

Wolfenbüttel 677は、スコットランドのファイフFifeにあるセント・アンドルーズ聖堂(St Andrews Cathedral)に伝わる13世紀の写本。フランスのノートルダム楽派の多声音楽が多いが、ローカルな音楽も散見される。 ja.wikipedia.org Jacques Handschin. “A Mo…