ジョアン4世(João IV, 1604-1656)は、ポルトガル王(在位1640-1656)で作曲家。
ブラガンサBraganza朝の初代ポルトガル王(在位:1640年 - 1656年)。再興王(João o Restaurador)と呼ばれる。
1580年、ポルトガルはスペインのハプスブルク家の王の下でスペインと同君連合となっていた。1640年、スペインからの独立の気運が高まるなか、ジョアンは貴族らとクーデターを起こし、リスボン大聖堂でジョアン4世として即位(ポルトガル王政復古)。
ジョアン4世は、音楽を愛好し、同時期のルネサンス音楽に関する著作を行ったほか、自ら作曲した。とりわけ教会合唱曲「Crux fidelis」が有名である。