ヨンクヘール・ヤコブ・ファン・エイク(Jacob van Eyck, c1590-1657)は、オランダの盲目の作曲家、貴族。
フースデンの貴族の家で生まれた。ユトレヒトでカリヨンの演奏を担当した。カリヨンCarillonは、日本ではほとんど見られないが(4基のみ?)、ヨーロッパの街では街中に響きわたる組み鐘です。その傍ら、多数のリコーダーのための曲を作曲した。ユトレヒトで没した。
特に、ソプラノ・リコーダー独奏曲である「集笛の楽園 (Der Fluyten Lust-hof)」の偉業が知られる。この曲集は、140曲あまりの独奏曲を集めた大規模なものである。