今回からナポリで活躍したナポリ楽派の作曲家を学びます。
フランチェスコ・ドゥランテ(Francesco Durante, 1684-1755)はイタリアの作曲家。
シチリア王国出身。幼くしてナポリの音楽学校に入学し、その後、アレッサンドロ・スカルラッティに師事。ローマにも学んだとされるが、ナポリを中心に活動し、ナポリで死んだ。ジョヴァンニ・パイジエッロ、ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ、ニコロ・ピッチンニなどの師匠であった。ナポリ楽派の重要な人物である。
レクイエム、ミサ曲、エレミアの哀歌などの宗教曲のほか、協奏曲がよく演奏される。