ジョバンニ・バッティスタ・フォンタナ(Giovanni Battsta Fontana, 1571? - 1630?)は、イタリアの作曲家。ヴァイオリニスト。
フォンタナの生涯についての情報はほとんどない。作品は、死後ヴェネチアで出版されたソナタ集 (1641) が残されているだけである。この死後出版の序文によれば、ブレシアに生まれ、ヴェネチア、ローマ、パドヴァに滞在し、1630年にイタリアで流行した黒死病(ヴェネチアの3分の1が失われた黒死病)で死んだようである。
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ - Wikipedia
その作品は、17世紀前半のスティル・モデルノstile moderno様式である。既に紹介したビアージョ・マリーニ(Biagio Marini, 1594-1663)とともに、イタリアのヴァイオリン音楽の重要な作曲家の一人である。