マルカントニオ・チェスティ(Marc' Antonio Cesti, 1623-1669)はイタリアの作曲家。
アレッツォ生まれ。ローマでジャコモ・カリッシミに師事。主な活動は、フィレンツェ、インスブルック、教皇庁、ウィーンなど。1669年にウィーンで没した。
16世紀末にフィレンツェで誕生したオペラは、1637年世界最初のオペラ劇場と言われるサン・カッシアーノ San Cassianoが建設されたヴェネツィアがその中心地になった。
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)の次の世代として、カヴァッリ Pietro Francesco Caletti-Bruni (1602-1676)とともに重要なオペラ作曲家がチェスティである。チェスティの「La Dori」は、1663年、ヴェネツィアで上演され、大流行した。
特に重要なオペラ。
オロンテーア(L'Orontea)
ラ・ドリ (La Dori)
黄金のりんご (Il Pomo d'oro)