Frei aber einsam

中世、ルネサンス、バロック音楽を楽しむ

ヴェネチアの音楽家(その25)Baldassare Galuppi

バルダッサーレ・ガルッピBaldassare Galuppi, 1706-1785)は、イタリアの作曲家。オペラ・ブッファの作曲家として名高い。

 

バルダッサーレ・ガルッピ - Wikipedia

 

ヴェネツィアのブラーノ島生まれ。アントニオ・ロッティに師事し、フィレンツェでチェンバロ奏者となったが、ヴェネツィアに戻り、本格的にオペラ作曲を始める。オペラ・セリア「ドリンダDorinda 」(1729)で評価を受けた。その後、オペラ・ブッファ「ブレンタの桃源郷L'Arcadia in Brenta 」(1749)、「田舎哲学者Il filosofo di campagna」(1754)は大きな成功となった。

 

その間、1740年に救貧院の音楽監督、1748年に聖マルコ大寺院の楽団員となり、1762年には同寺院の楽長となる。1741年から1743年にはロンドンで、1765年から1768年にはロシアのサンクトペテルブルクのエカチェリーナ大帝の宮廷にも滞在した。

 

オペラ以外では、チェンバロ曲、宗教曲、オラトリオで知られる。ガルッピのチェンバロ曲あるいはフォルテピアノ曲については以前にも紹介した。

 

 

www.youtube.com