マクシム・ソゾントヴィチ・ベレゾフスキー(Maksym Sozontovych Berezovsky 〔Максим Созонтович Березовский〕、 c1745-1777)はウクライナ出身でロシアで活動した作曲家。オペラ歌手、ヴァイオリニスト。
生涯についてはほとんどが不明。1758年に、サンクトペテルブルク近くにある礼拝堂の聖歌隊員となる。この頃、サンクトペテルブルクに滞在していたヴィンチェンツォ・マンフレディーニやバルダッサーレ・ガルッピにも作曲を習ったのかもしれない。1769年にイタリアのボローニャに留学し、ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニに師事した。1773年にサンクトペテルブルクに戻り、サンクトペテルブルクの音楽界の幹部になるが、1777年急死。その死の理由には自死を含めて議論がある。
西欧におけるバロック音楽後期の音楽をロシアに導入することに重要な貢献があったというが、その作品はほとんど残っていない。