ルカ・マレンツィオ(Luca Marenzio, 1553-1599)は、後期ルネサンス音楽の作曲家で、パレストリーナとともにローマ楽派を代表する作曲家です。
ローマのマドリガーレの作曲家として有名でしたが、1596年から1597年にかけて、ポーランドのジグムント3世の宮廷で音楽活動を行いました。しかし、ポーランドで病となり、ローマに帰国、1599年に没しました。
ミサ曲 MISSA SUPER INIQUOS ODIO HABUI (憎しみを超えて)は、ワルシャワの聖ヨハネバプテスト教会で演奏されたというマレンツィオの作品です。