ダリオ・カステッロ(Dario Castello、?-1630?)はイタリアの作曲家。
カステッロの生涯は、生年、没年ともに不明。ヴェネチア全人口の3分の1が死亡したとされる1629-1630年の黒死病流行以後の作品は発見されないので、そのころに没したという説がある。クラウディオ・モンテヴェルディが楽長を勤めていたサン・マルコ寺院の器楽音楽関係者であったとされ、その作品にはモンテヴェルディの影響もみられる。器楽カンツォーナ形式のソナタ形式の成立に大きな貢献をした。
ヴェネチアの全人口の3分の1が失われた1629-1630年の黒死病をきっかけにできたという聖堂。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 - Wikipedia
29作品が残されている。知名度は高くないが、モンテヴェルディやヴィヴァルディ的なものを感じさせる必聴の作品です。