Frei aber einsam

中世、ルネサンス、バロック音楽を楽しむ

Johann Georg Pisendelとヴィヴァルディ

ヴェネチアの先進的な音楽をドイツに持ち帰ったのは、先日も紹介したハインリッヒ・シュッツが有名で、最初のイタリア留学では、ジョヴァンニ・ガヴリエリに師事。そして、2回めのヴェネチア滞在では、モンテヴェルディの音楽をドイツに持ち帰りました。

 


ヨハン・ゲオルク・ピゼンデルJohann Georg Pisendel, 1687-1755)は、ヴァイマルでJSバッハと交流したり、ライプツィヒではGPテレマンと交流したり、JDゼレンカと友人であった作曲家、ヴァイオリン演奏家です。

 

ドレスデンの宮廷で職を得たのち、1716年、ヴェネチアに旅行し、アントニオ・ヴィヴァルディに師事してヴァイオリン奏法を学び、ヴィヴァルディの音楽をドレスデンに持ち帰り、ドイツにヴィヴァルディの音楽を紹介しました。

 

ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル - Wikipedia

 

ヴァイオリン協奏曲、コンチェルト・グロッソ、ヴァイオリン・ソナタ、トリオ・ソナタなど少数の作品が知られています。特に、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタは、JS Bachの作品にも通じる名品です。

 

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